そぼくなままあくびをしてる

アダルトチルドレンの輪廻転生記

11.13

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きょう私が私に作ってあげた夕飯。(かろうじて)

彼氏が買ってくれたグラノーラグラノーラが食べたかったのでとても嬉しいし、おいしくてしあわせ。

 

昨夜、彼はわたしの家から自宅へ帰った。

彼は「帰らせたじゃん」と表現していて、たしかにわたしが〝帰らせた〟のだと思う。まだ帰りたくないという彼を。

 

わたしはそれに胸を痛めていた。そんな彼に数十キロはしらせた帰路の途中でワガママにも「帰っちゃダメ」と言ったり、「帰ったからもう会わない!」と泣いたり。

そんなときわたしは必ずちいさな子どもになってしまう。分離不安におびえて悲しみによる怒りで混乱してしまう。

わたしはそんな心の女の子の叫び声にまけてしまう。

 

心の奥底では〝あんなにわたしに尽くしてくれたのに、わたしなんにもできてないじゃん!どうして帰るの!〟というキモチもあった。

 

たくさん尽くしてくれたように感じた、そんな彼を無理やり帰した。

与えてもらったら必ず返さなくちゃ、そんな思考は正解ではないけど、けれどわたしは彼に返したいキモチが底にあった。

 

 

彼との距離感を調節しようと彼と相談の上、今回は2泊3日と決めて過ごしたけれど、あえなく失敗におわった。寒い真冬のような深夜に彼を3時間ほどの距離、クルマで走らせた。

わたしはその間さびしさで怒っていた。

心のなかで「ごめんね、ごめんなさい」そう繰り返していた。

 

彼はわたしがこれが嫌というと辞めてくれる。行きたい場所に連れてってくれる。食べたいものをたべさせてくれる。お金はほとんど出してくれている。親でもないのに、まるで親のように、わたしにとっては親以上に愛を感じた。

 

そんな彼にわたしは「あなたの母親がわりみたいになりたくない」そんなことを言っていた。わたしがいちばんセコいクセに彼にせせこましい!などと文句を垂れていた。

わたしが彼にかんじる不満や要求なんか、すべてわたしがわたしにしてあげていないことだ。そして、してしまっていることだ。

 

今はそう気づいて、彼がわたしへ雑にかんじたらわたしがわたしへ丁寧に扱ってみるようにしたりしている。まだ練習中。

 

この世界は所詮わたしだけでできている。

すべては自分の鏡であり、一番大事なのは自分だ。

 

 

「わたしがマラソンはじめて胸がなくなってもいい?」と言ったら、「自分のなりたいようになっていったらそれでいいと思うよ」と言っていた。

そんな言葉が印象的だった。

 

わたしのなりたい姿をさいきんふと想像するようになった。まだ漠然としている。

 

わたしはこんな風に今は、彼がわたしの世界の中心みたいである。彼のことばかり考えている。だから少しずつ、自分へシフトできるようになりたい。

 

さいきん坂口恭平さんの幸福人フーをよんでいる。フーちゃんはとてもとてもステキで、とであこがれる。でもなれないんだ。それを知っていること。

 

2週間ほど彼と会えないみたいだ。

とてもとても寂しい。

わたしは自分へゆっくりシフトし、集中しなくちゃ。でもいっぱいいっぱいになってはいけないよ。

それと、彼を帰したことは彼には申し訳ないけれど、自分を責めてはいけないよ。

わたしがしなきゃいけないことは、これを教訓に今後の行動を少しかえていくことだよ。

 

きょうは精神科へ行った。

眠剤のデエビゴの処方がなくなった。幻覚を見るから。生理前で不安定さも増している気もするし、寒さで心が殺伐としはじめた気もする。

冬がこわい。