そぼくなままあくびをしてる

アダルトチルドレンの輪廻転生記

11.16

わたしは怒ったり、かなしんだりする。

忙しく、忙しく、忙しく。

何度も、何度も、何度も。飽きずに、懲りずに

 

とってもかなしいよね。

寂しいよね。

愛して欲しいだけとか、愛したいだけとか

きっと心は単純で、すれ違う。

 

ムキになってなにかを失ったり、失わせたり

きっと正常ではない。

けれど好きだから居て、

たぶん素直でなくて、期待しすぎて、イライラしてるだけ。

 

 

 

 

こんなことしたくない、

してる場合じゃない。わたしは芸術がすきで、キラキラしたかわいいものがすき、女の子らしいものがすき、ロマンがあるものが好き、着飾るものがすき、

わたしに応えてあげてよ、しほ。

 

しほ、きいてる?

わたしの声、きいてる?

もう何度も何度もきいてるんだよ?

きこえてる、きこえてるよ。きこえてる。

こわいの、あなたの声をきくのが、

何度も何度も何度も呼びかけてきて引き止めて

でも現実とあなたの声どちらにも引っ張られて、わたしはどこを向けばいいか混乱する。こわい、こわいの、わたしには何もかも自信がない。あなたの声を聞く自信もない、あなたの声に応える自信がない、だから快楽のほうへ走りたくなる。

 

あなたの期待に背くことが、

わたしはこわい。

 

わたしはわたし自信を裏切ることがこわい。

 

あなたを大切にできない、

あなたのことを、

こんなにも愛してるのに、

大切にできない、だからこわい

 

 

 

きっとこんな気持ち、

彼に対しても、おなじだよね。

 

 

 

あなたを裏切って傷つけるくらいなら

最初から声なんて聞かなきゃいい

無視してれば、誰も裏切らなくてすむものね。

 

わたしは己の欲望や快楽や不安にうまくカラダを背くことができない。正常さをうしなった脳が、わたしを狂わせてる。